2022年2月28日月曜日

日能研スカラシップ制度について-1


受験が終わって1ヶ月が経とうとしていますが
坊っちゃんはゆったりと残りの小学校生活を楽しんでいるようです。
といっても最近は学校のこともほとんど話してくれないため
想像するしかないのですが毎日学校から帰ってくると外に遊びに行っています。

前置きはこの程度にしてこのブログのアクセス解析等を見ると
「日能研 TMクラス」といったキーワードで検索して来られる方が
多いようなのですが日能研のスカラシップの認定時期になると
「日能研 スカラシップ」というキーワードでの検索が異常に増えます。
基準等は明確に示されていないため色々と情報を集めているのだろうなと
推測しますのでおそらくギリギリスカラシップに認定されていたであろう
坊っちゃんの成績をある程度公開するので参考にしてもらえればと思います。

なお、スカラシップについて最初に簡単に説明しますが
4年生時の認定は3年生の全国無料テスト3回(10月、11月、1月)が対象となり
認定されると4年生1年間がスカラシップ期間となります。
5年生以降は半期ごとの認定となり、それぞれ
5年生前期(夏期講習まで)→4年生の1年間の公開模試の成績
5年生後期→5年生前期の公開模試の成績
6年生前期(夏期講習まで)→5年生後期の公開模試の成績
6年生後期→6年生前期の公開模試の成績
で対象の最後の公開模試後に認定もしくは継続の連絡があります。
基本的に選考基準は明らかにされていませんが、
公開模試の直後に認定の手紙が来ることや坊っちゃんは
育成テストでは受験者別評価7や8を取ることも多かったので
認定基準は公開模試だけであると考えられます。
我が家の場合はいずれも郵送で継続の手紙が送られてきました。
スカラシップでは授業料・テスト代が全て無料であるだけでなく
テキストも全て無料、オプション講座も全て無料ということで
オプション講座がとにかく多い日能研においてとてもありがたい制度です。

坊っちゃんは3年生の無料テストではイマイチな成績だったため(全て100位くらい)
4年生のスカラシップ認定はありませんでした。
しかし、4年生の夏期講習までは朝日新聞の未来をつくる学びテストによる特待で
授業料は無料で通っていたため、実質授業料がかかったのは4年生の後期のみとなります。
5年生から晴れてスカラシップに認定されましたが4年生1年間の公開模試の成績については
このブログにかなり細かく出ているのでそちらを参考にしていただければと思います。

5年生以降の成績について偏差値と順位を書いて行きたいと思います。
◆5年生前期
第1回 4科:71.1  2科:70.1 国:63.5 算:73.0 社:68.7 理:69.6 順位:20位以内
第2回 4科:73.4  2科:76.0 国:71.3 算:76.0 社:66.3 理:65.4 順位:10位以内
第3回 4科:65.3  2科:65.0 国:62.5 算:64.3 社:63.3 理:63.4 順位:300位台
第4回 4科:69.7  2科:71.0 国:67.5 算:69.8 社:64.5 理:64.9 順位:100位台
第5回 4科:63.6  2科:64.3 国:59.8 算:65.2 社:61.7 理:60.3 順位:600位台
第6回 4科:70.0  2科:69.9 国:68.2 算:67.7 社:67.7 理:66.0 順位:100位台
前期平均 4科:68.8  2科:69.3 国:65.4 算:69.3 社:65.3 理:64.9

とここまで書いてみたものの実はこの5年前期については
コロナ禍が始まり第3回~5回が自宅受験となったことから
スカラシップについては全員が継続となったのでした。
(正式に文書で通達がありました。新規認定があったのかどうかは定かではありません)
ですので参考までにご覧ください。
ちなみにコロナで自宅での動画授業になってからというもの坊っちゃんは
全く勉強せず成績は見事に降下して行ったのでした。
コロナ禍直前については新5年となってやる気に満ち溢れており
4年生時はあまりやっていなかった宿題も率先してやるなど好循環となり
成績も2回連続優秀賞となって前途洋々だったのですがコロナパンデミックにより
出鼻を挫かれた形となりました。

長くなってきたので5年生後期からは別の記事にします。

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2022年2月17日木曜日

中学受験終了&結果報告

久しぶりの更新となります。
前回の記事での予告通り受験結果を記したいと思います。
坊っちゃんですが無事5年6年と最後までスカラシップを継続し、
最後まで日能研に通うことが出来ました。
(もう坊っちゃんと呼べるほどの可愛げはどこにもないですが)

コロナ禍での中学受験は紆余曲折がありましたが
何とか最後まで頑張ったのかなと思います。
紆余曲折については機会があれば書きたいと思いますが
まずは結果から書きたいと思います。

1/10(月) 栄東中学(A日程)         🌸合格🌸(東大クラス)
1/12(水) 栄東中学(東大特待Ⅰ・4教科)       🌸合格🌸(1年特待)
2/1(火) 麻布中学            🌸合格🌸
2/2(水) 渋谷教育学園渋谷中学      🌸合格🌸
2/3(木) 海城中学(2次)         🌸合格🌸

ということで受験した全ての学校から合格を頂きました。
しかし最初の受験であった栄東についてはA日程はもう少しで難関クラス
という成績で順位も4桁でした(算数と理科は平均以下)。
少し緊張していたのかなと思います。
その2日後の栄東(東大特待)についてはあと数点で3年特待という
ところでした(ただA日程でほぼ満点だった社会が平均を大幅に下回る)。
A日程は過去問を1年分だけ、東大特待に至っては算数以外の過去問は解かずに
臨んだということもありムラがある結果となりました。

色々と課題はありましたが東大特待も受かったので1月受験は栄東だけとし、
本番の2月1日を迎えることとなりました。
麻布については過去問を8年分くらいやっていずれも合格点に達していた
ということもありそれなりに余裕を持って臨めたようです。
終わった後に感触を聞くと多分受かったと思うということでしたが
本当に合格していました。
麻布は私の中学受験時代の憧れ校でもあったので合格は素直に嬉しかったです。

渋渋については算数が難しくてあまり出来なかったとのことで
自信が無かったようですが合格していました。
過去問は2年分くらい解いたとのことです。

海城の2次についても過去問は2年分しか解いていなかったようですが
麻布と問題傾向が似ているということもあり対策は出来ていたとのことです。
終わった後もよく出来たということで合格を確信していました。

なお、御三家である麻布に合格したものの結果的に麻布には進学しないこととなりました。
私個人としては麻布に行かせたい思いはありましたが
実際に通うのは坊っちゃん本人なので本人の意思を尊重しました。
進学先については公表は避けておきたいと思います。

中学受験を通して一番学んだことは子供は親の思い通りにはならないということです。
子供の人生は子供のものなので当然のことなのですがそのことを学ばせてもらいました。
この間まで小さな子供だと思っていたのがいつの間にか立派な少年になっていました。
受験会場への送り迎えは全て私が担当しましたが、様々な親子の姿を見るにつけ
親子の関係にも色々な形があるんだなぁと再認識しました。
坊っちゃんには充実した中学生活を過ごして貰いたいなと思います。

とりあえず報告でした。
機会があれば5・6年の成績、受験までの道のりなども書いてみたいと思います。

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